個人での初開業の際の物件の審査

最近の好景気、オリンピック、リニア開業、大阪の万博決定などなどに向けて人気エリアの空き店舗の需要が増大。
最近、物件探しがすごく大変になってきました。
繁華街、駅近の物件は貸主が大手や、投資ファンドのケースが多く、個人での初開業の場合、審査のハードルがあがります。

ただ、どうしても物件にこだわりたい場合には、しっかりと準備を!

1.審査の前に保証会社の審査が入ります。

家賃のとりっぱぐれが起きないように、家賃保証会社への加入は、ほぼ必須です。
👇次のような書類が必要になることが多いので事前に準備を!
◯申込者
・出店計画書 キャッシュフローが分かるもの
・自己資金エビデンス(通帳コピー等)
・医師免許証
・身分証明書
・経歴書
・確定申告書
◯連帯保証人
・収入証明書(確定申告書など)
・身分証明書

2.物件オーナーへ事業性を理解してもらう書類

自費診療・美容医療業界の知識を全く有しない貸主にビジネスを理解して頂き、心配事項を取り除いて上げるのが有効なケースもあります。
👇そんなときにあると良い資料
・医療法人の申請が出来るのは、最短でいつ予定か?
・エステサロンと、美容クリニックの違いは?
・顧客(患者)1人当たりの売上は?
・新規に獲得した患者は、どれ位の期間、通院するのか? ●回、●ヶ月 or 永続的?
・新規患者は、毎月、どれ位増えて行くのか?
・顧客ターゲット(年齢層、所得層、居住地など)は?
・顧客獲得方法/ネット・SNSなどのツールで、簡単に患者を獲得出来るのか?
・競合他社との、違いは何か? どの様な手法で差別化するのか?

素人の視点では、CMを流している超大手や、超高級なクリニックなどを除き、クリニックごとの違い、特徴はほぼ理解されていません。
希望の物件があれば、しっかり準備して挑みましょう!

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