美容医療業界で言う『最近のインバウンド』

こんにちは!SSFの企業参入担当 若林 です。

コロナウィルスが流行する数年前には
中国の中でも富裕層である方々を中心とした観光客が
日本に沢山来ており、その波が自費診療のクリニックにも大きく影響していました。
いわゆるインバウンド向けの治療メニューを用意して提供するクリニックが存在しました。

そのため、コロナウィルスが蔓延して“鎖国”となったときには
そのようなクリニックから「困っている」といったお声がけが弊社にも多かったです。
※弊社が開業サポートなどコンサルティングを行っているため

しかし、規制が解けてきて
今では全盛期に近い売上をあげられているクリニックもあるほどです。

それもあり、新しく開業を希望される方より
「インバウンド狙いたい」のような声を伺いますが、
インバウンドは通常のクリニックとマーケティングが全く異なります

WEB広告やアクセスのよい立地での開業だけでは、集患できないのが現実です。

クリニックと患者の間に入る専門家がいることをご存知でしょうか?
患者となる海外の方は日本の美容・自費診療の情報を集めにくいのが現状です。
更に富裕層となれば、自分の手間暇かけて複数のクリニックを調べ上げる時間を割くことはないです。
医療に限らずですが、信頼のおける方や専門家に勧められた数個の選択肢から選ぶことがほとんどです。

そのため、まずは”マッチングが得意な専門家”を開拓する必要があります。
専門家と良好なコミュニケーションがとれるようになると、クリニックの経営は安定します。

巷で「インバウンドが戻ってきた」と噂になっているあのクリニックは
そういった専門家や地場の繋がりで最新情報をキャッチしており、
法規制が解除された瞬間動けるように、常に準備しているのです。

実際に、海外からの入国が解除された初月で億近く売上をあげているクリニックがあると聞いていますよ…!

関連記事

  1. 医療脱毛でのクリニック経営ってオワコン?

  2. 企業による医療参入。美容クリニック開設・成功のポイントとは?

  3. クリニック開業資金の作り方 ~『自己資金』の必要性~

  4. 開業処方箋Vol.4 モティーフ銀座クリニック 外﨑登一先生

  5. クレジットカード手数料値下げ

    クレジットカードの決済手数料改定

  6. 開業処方箋Vol.6 M.CLINIC 袴田 実穂先生