広告を増やしても患者は増えない──集患の本質が“広告”から“構造”に移った理由

美容医療を取り巻く環境は、この10年で大きく変わりました。
10年前は「クリニックを出せば売れた」時代。
キャンペーンの巧拙よりも、ニーズ>供給量であったこと、
そして情報取得の難しさから“情報弱者”が多かったことが背景です。
現在はまったく違うフェーズに入りました。

■ 市場は拡大したが、新規患者の“総量”に天井がある

“美容整形”ではなく“美容医療”としての認知が広がり、 一度は施術を経験したことのある人も増えています。
これはポジティブにも見えますが、同時に 「新規層の伸び代が小さくなっている」
という意味でもあります。
認知獲得のマーケティングは不要なレベルまで成熟
美容医療ニーズ顕在層のボリュームが頭打ち
既存クリニック同士の“刈り取り競争”が激化

その結果、
広告費を増やしても、患者数が比例して増えない時代になりました。
市場の総量が増えないまま奪い合うため、CPAは上昇し続けます。

■ 新規層の獲得には、これまでの美容医療とは異なる価値が必要

総量の天井が見えつつある中、新しい層を取りに行くには従来の延長線上ではなく “別物の価値” が必要です。

1. これまでの美容医療と大きく異なるポジションづくり
価格帯・体験設計・提供価値・メニュー構成──
すべてを再構築し、まったく新しい“市場”をつくる必要があります。

2. 海外市場への展開
実際に大手クリニックは海外進出を加速させています。理由はシンプルで、日本よりも
「美容医療ニーズの伸び代が残っている」 国が多いからです。

■ しかし、海外進出は“資本力”だけでは成立しない

海外展開には多くの見えないコストが存在します。
・医療制度・規制の違い
・免許や許可取得の煩雑さ
・現地パートナーのネットワーク
・法務・財務・運営のリスク管理
・医療トラブル時の対応体制

単に「資金を投下すれば参入できる」わけではありませんが、大手が成功しやすいモデルであることは事実です。中小規模クリニックが同じ戦い方をするのは現実的ではありません。

■ だからこそ今、“日本で勝つための構造設計”が最重要になる

現在、伸びているクリニックには共通点があります。
広告より先に“構造”をつくっている
ここで言う「構造」とは、以下のような要素を指します。

どの層に価値を届けるか(ターゲット精度)
その層にとって魅力となる明確な価値設計
カウンセリング前後のコミュニケーションの統一
広告 → LINE → 来院 → 成約 の導線摩擦の少なさ
オペレーション品質の安定
開業前からの勝てるストーリーづくり

美容医療の認知が進んだ今、 「美容医療とは何か」を説明するマーケティングは不要です。
必要なのは、価値を“誰に、どう届けるか”の構造設計です。

■ 集患が伸びるクリニックは、例外なく“選ばれる構造”を持っている

広告費を増やすのではなく、
サービス × ターゲット × 体験設計 が一本の線でつながっている状態をつくること。

適切な人の来院を促す価値設計
スタッフの動線や役割を最適化したオペレーション
カウンセリングで価値が正しく伝わるプレゼン
アフターフォローまで含めた体験の一貫性

構造が整っているクリニックは、広告費を削っても予約が安定します。
構造がないまま広告費を増やすと、CPAは上がり、利益率だけが下がります。
業界が成熟した今、
「選ばれる構造」を持ったクリニックだけが伸び続ける時代です。

■ SSF:美容クリニック専門の“構造づくり”コンサルティング

SSFはこれまで150院以上の開業・集患支援を行い、
広告依存ではなく“構造”で勝つモデルをつくってきました。

【提供領域】
開業前の事業設計
競合分析・ポジショニング
ターゲット定義とサービス構築
予約/来院の導線設計
カウンセリング・治療含む院内オペレーションの改善
開業後の売上安定化支援

日本市場が飽和しつつある今、
「構造を持たない開業」は確実に苦戦します。
逆に、構造を作れたクリニックは、広告費に依存せず長期的に伸び続けます。

■ お問い合わせ / SSF(株式会社エスエス・エフ)

美容クリニック専門コンサルティング
開業・集患・SNS運用・現場改善まで一気通貫で支援しています。
▶ お問い合わせフォーム
https://ss-f.co.jp/contact/

 

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